会話の極意
「すみません。ちょっといいですか？」
そう彼女は、声を掛けてきた。
スラリとした手足。
清潔感を感じさせる声。
そして、顔立ち。
服装は私服というよりやや、オフィスカジュアルのような。
間違いなく、美人だ。
もし、あなたがこの様なシチュエーションに遭遇したら真っ先に何を感じるだろうか？
間違いなく、警戒するだろう。
「何だ、コイツ。」
「何かの営業か？ 何が目的だ？」
そう思うだろう。
女性と話す上で、声をかける上で、この感覚は、このポイントは、何より重要になる。
つまり、自分が逆の立場だったらどう思うか？
何を感じるか？
ナンパなら、相手は警戒する。
出会いの場なら、話す価値があるかどうか、見極めてくる。
だから、その意識は忘れてはならない。
相手が打ち解けていない段階で目的をオファーしても、相手は警戒しているから絶対に了承はしない。
しつこい、面倒くさい。
またか。何が目的なんだろう？
と思われる。
だから、如何に早く相手の警戒心を解くか？
話してみたいと思わせられるか？
そこに焦点を当て、行動する事が重要になってくる。
つまり、会話を成立させること。
ニュートラルの状態で話を聞き入れられる状態まで持っていくこと。
だから、最初どう話しかけるのか
何をピックアップして話すのか
はとても重要だ。
